なんで日本でジューンブライドをやるの?!

・・・いや、結婚はおろか彼女すらできないことへの腹いせとかではなく。

ジューンブライドとは、「6月に結婚した夫婦は幸せになれる」という言い伝えで、もちろん元々は欧米の文化です。
これは、ローマ神話で6月の守護神であるユノ*1が結婚の守護神でもあることからきています。
しかし、合理的理由を突き詰めて考えてみれば、ヨーロッパで6月というのは、農繁期が終わり暇ができる時期であると共に、晴天続きで雨が一番少ない月であることも起因しています。
参考ホームページ:All About JAPAN

・・・もう、この時点でばかばかしいのは見え見えでしょ?
日本で6月といえば、雨続きの上に蒸し暑くて正装には一番適さない月です。
つまり、ジューンブライドだからといって何も考えずに6月に結婚式を挙げるのは、欧米の猿真似以外のなにものでもないのです。

日本には日本の結婚式にふさわしい時期があります。
比較的忙しくなく、雨も少ない時期を選んで挙げるのがいいのではないのでしょうか。
・・・でも、それって10月*2だったりするから難しいんだよなあ_| ̄|○

*1:Juno/ギリシア神話ではヘラ。ゼウスの妻で、Juneという英語の語源でもある

*2:神無月。神々が出雲へ出張に行く月とされるので、神事は避けられる傾向にある。