下妻物語の主人公の交通費は?

大ヒットを記録した(らしい)映画「下妻物語」。
茨城県下妻市に引っ越してきたロリータ少女とヤンキーの友情物語だったと思うのですが、おかげで「下妻=ロリータ」のイメージが浸透してしまったようです。
逆です。あれは「ロリータ少女があんなド田舎に!」というギャップを楽しむ映画ですよ。
ちなみに、ああいうヤンキーは本当に下妻(というか茨城県全域)に存在しています。
茨城はパンチパーマかリーゼントにして初めて不良と呼ばれます。考古学者はぜひおいでください。


話がそれましたが、劇中で、主人公のロリータ少女は、毎週下妻から代官山まで根性で通っている、という設定だったと思います。
茨城県民であるところの私は、真っ先に交通費の心配をしてしまいました。


実際に計算してみると、一番安い経路で片道2060円*1
何でこんなに高いのかというと、悪いのは常総線です。


註1の内訳を見ればわかると思いますが、下妻−取手間が取手−代官山間より高いのです。
ここに限らず、茨城の私鉄はどれもこれもべらぼうに高いです。
そして、私鉄もJRもべらぼうに遅い(各駅停車で特急通過待ちのある電車が快速を名乗ってもいいんですかね?)。


そんなわけで、茨城では車がない人間は生きていけません。
大都市つくばには車がないといけません*2


…というわけで、茨城練習会、開催しても人が集まるのかどうかだけが心配です。

*1:内訳:下妻−取手 関東鉄道常総線1140円、取手−上野 JR常磐線620円、上野−渋谷 東京メトロ銀座線190円、渋谷−代官山 東急東横線110円。

*2:2005年につくばエクスプレスが開通予定ですが、つくば駅が終点のどん詰まり列車のためほとんどの茨城県民には関係がありません。