ヨーヨーの科学を日本語で書いてるほぼ唯一の人。

http://www2.hamajima.co.jp/~tenjin/tenjin.htm

NHK「やってみよう なんでも実験」に出ていた人です。
同番組内で、そのものズバリ「ヨーヨーの科学」をやっていました。
当時小学生だった長瀬巧君もしっかり出てますね。


私は残念ながら本編は見たことがないのですが、ダイジェスト版をテキストで見たことがあります。
それによると、この時点で「外側が重いほど回転スピードは遅く、スリープ時間は長くなる」「軸が細いほどスリープ時間が長くなる」という、今日のヨーヨーにおいて基本となる(そして旧ハイパー時代にはあまり重要視されていなかった)理論を書いておられました。
さすがに「すべり」については言及されていないというか、ご存じなかったようですが。


今インフィで売られている「Yo Physics」という本、説明文を見る限りはどうも技術者向けの本みたいですね。
この辺を凡人にもわかりやすく解説してくれる、物理や工学に詳しい日本人スピナーが現れてくれれば、ヨーヨーの理論と技術も結構変わってくると思うのですが・・・。


そんなわけで、物理の教科書を引っ張り出して「スリープ力」と「すべり」についての数式をはじき出してみたのですが、「スリープ時間」に関する数式を出してみたら、一番重要であるはずの「質量」の項が消えちゃいました。いいんだろうか・・・?


直線運動ならある程度自信はあるんですが、ヨーヨーは円運動ですからねえ。
原理は同じなんでしょうが、計算がややこしくて付いていけません。