梨源郷への道

家庭教師先からおすそ分けをいただきました。
祖母が畑の収穫物を持ってきてくれました。
親戚のおばちゃんからもいろいろいただきました。
かくして私のおやつは毎日梨ばかりになりました。


JR常磐線・神立(かんだつ)駅を降りるとすぐ、県下随一の梨の産地・千代田村になります。
神立駅自体は土浦市にあるので、この近辺の千代田村民は「土浦の神立の方に住んでいます」と名乗る場合も多いです。


本当は千代田町だし、今年から出島村と合併してかすみがうら市になったのですが、そんなこっぱずかしい名前をつかう村民なんかいないわけで。
うっかり来年の年賀状に「新治(にいはり)郡千代田村」と書いてしまいそうです。
・・・実際、「新治郡かすみがうら市」という恥ずかしい表記をしてきたやつがうちの友人にいたことを報告しておきます。


そのお陰で、この近辺の県民は、9月頃になると四方八方から梨のおすそ分けをいただくことになり、ダークマジックは梨の山に埋もれ、3時のおやつが梨ばかりになるのです。
ちなみに、一緒に合併した出島村は、土浦市と並ぶ蓮根の産地です。
お歳暮の時期には玄関先に蓮根の箱が山と積まれます。
でも、使い勝手がよくないからか、毎日蓮根になることはありません。
・・・うちでは心なしかカレーが増えるような気がしますが(福神漬けに蓮根を使うから)。


静岡県民は毎日みかんばかりになり、青森県民はリンゴばかりになるのでしょうか。