デモに行ってきました。

去る8月5日、県内某老人ホームにて、デモンストレーションをやってきました。
チームメンバーの武藤君がここでインターンシップをやっており、そこから依頼を受けたのでした。
当初は、大人がカラオケをやっている間に子供に見せる予定でいたのですが、思わぬアクシデントが発生。
昨年は200人近く来たという子供が、今年は10人も来ない。
どうやら水戸黄門まつりと日付がかぶってしまったのが原因の模様。
そんなわけで、急遽カラオケ大会より前に15分ほど時間を作ってもらい、お年寄りの方々にも見ていただくことに。


完全に子供向けに組んでいた内容を全てアドリブでお年寄り向けに直すという荒技を駆使し、なんとかその場を納めましたが、やっている間中いやな汗が出っぱなし。デオドラントスプレーが情け容赦なく減っていきました。


大きく変わったのは、序盤。私がマイクでしゃべりながらコカコーラヨーヨーで犬の散歩やブランコをやる予定だったのですが、会場の変更に伴いマイクが私のところまで届かないという事態に。
仕方がないので小野寺がしゃべることになりましたが、彼のマイクパフォーマンスがむちゃくちゃうまい。饒舌で的確、おまけにユーモアもあり、とてもアドリブとは思えません。
今回のパフォーマンスは彼に助けられた部分が大きいです。
・・・が、たまに大ボラ吹くのはやめて。


パフォーマーが小野寺に代わるので、マイクを交代。
「今僕がやったのは、みなさんもご存じかもしれない、30年以上前からある伝統的な技です。僕らがヨーヨーを知ったのは10年ぐらい前なんですが、とある名人に進歩したヨーヨーと技の数々を見せられたのがきっかけでした。これから彼が、そのときの技を再現します。10年前に僕らがふれた感動を、少しでも味わっていただけたらと思います。」
そんなことをしゃべった後に、小野寺がかつての中村名人的フリースタイルを披露。簡単なストリングトリックやリジェネレーション、懐かしの「テキサスカウボーイ避け」まで。
最後はロケットかと思いきや、フライングイールでした。


ここでいよいよ本格的なフリースタイルを。
まずは、小野寺&細谷による、1Aのコンビプレイ。
・・・といっても、ワンスローごとに交代でやるだけですが。
1人がミスって絡まってももう1人がフォローできるように保険をかけておいたわけですね。
次に、武藤君による2A。やはりというかなんというか、一番盛り上がってました。
最後に、私がエクストリームプレイ。4Aと5Aをやりましたが、実は4Aの技は3つぐらいしかできないので、「こういうのもありますよ」程度。
5Aは、他の3人とはうってかわって静かな曲によるフリー。
全国大会決勝でやるはずだった構成を使い回したものですが、会場変更のあおりでエアリアルをはずさざるをえなかったのが痛かった・・・。
代わりにヌンチャクとトゥワールを多めにしておきました。


エクストリームプレイは、なんといっても「ヨーヨーとヒモと指はつながっているものである」という世間の常識を覆す瞬間がキモなので、ウェイトやストリングは技を出す瞬間まで隠しておくのがセオリー。
単なるフォワードパスマウントや360で割れんばかりに驚いてもらえたときの快感は、Xプレイヤーなら誰もが経験するところです。


そんなこんなでパフォーマンスが終わり、大人達はカラオケへ。
我々は、大量に用意しておいたコカコーラヨーヨーを使い、子供達にティーチング。
・・・と思ったら、カラオケ大会の方にいつの間にか私がエントリーされてました。おかげで、お年寄りに混じって「島唄」なんか熱唱してしまう羽目に。
歌い馴れていたのと私の名字が珍しかったのとで、あとでご家族の方に「沖縄出身ですか?」などと聞かれてしまいました。チャキチャキの土浦っ子ですってば。


あとは、インターンシップの仕事が残っている武藤君の手伝いをちょこっとやって、無事終了。
ヨーヨーもトークもおおむね好評だったようなので、チームにしては上出来といったところでしょうか。
私個人は、細かいミスや緊張が目立ったので、もうちょっと話す訓練をした方が良さそうです。
今回のイベントを受けて武藤君が燃えており、今後しばらくチームヤンマーニはデモンストレーションにも力を入れていく方針になりそうです。
また、上記の方針を受け、武藤君を企画係に任命します。
詳しい内容については茨城練習会の時に。