Wiiファーストインプレッション

任天堂の第5世代据え置きゲーム機・Wiiがついに発売になりました。
早速購入したので、いろいろ言いたいことを。

影の薄い本体

かなり多かった誤解が、「Wiiってリモコンだけしかないんでしょ?」というもの。
なんでそんな勘違いをするんだろう・・・と思って、CMを見直して納得。
Wiiリモコンの使い方」編には全て本体が映っていないんですね。
「遊び方」編だと、テレビの脇にちょこんと置いてあるのですが、テレビがでかすぎてほとんど目立っていません(同時に、上にくっついているはずのセンサーバーもほとんど見えない)。
箱にも、Wiiリモコンを手に持った写真がでかでかと載っていましたしねえ(裏に本体写真も載ってるんですが)。
ニュースでも映るのはリモコン(を持ってはしゃいでるプレイヤー)ばかり。ハード最大の特徴を前面に押し出したという意味では成功でしょうが、本体があることを知らない人を続出させる結果になっちゃいました。


他にも、インターネットは原則無線LAN専用であること、テレビの上か下にセンサーバーをつけること、2万5000円という価格ぐらいはさりげなく伝えて欲しかった。

前準備が意外に面倒

とりあえず説明書は必須です。めんどくさがらずに読むこと。
リモコンの受信に必要なセンサーバーをテレビの上か下に配置しなければいけないので、テレビ周りはきれいにしておきましょう。
そしたら次にリモコンの調整。多人数で遊ぶなら2台目以降のリモコンの登録。(必要なら)インターネットの設定。
おそらく、今までのゲーム機の中で一番パーツ数が多いので、箱に入っている部品はきちんと確認し、なくさないようにしましょう。

Wiiリモコンとヌンチャクの感触

いよいよWiiリモコンにふれてみる。
パッケージを開けると、ストラップが最初から取り付けられているのに感心しました。
一工程増える(しかも、手作業じゃないとできない)手間はかなり大きいはずですが、別梱包にしたら絶対つけない人が出てくるでしょうからねえ。
今回、任天堂はストラップの存在をそうとうしつこく強調しています。
CMやパッケージの画像では必ず手首にストラップを通していますし、ソフトを起動させると必ずストラップ装着を促す映像が流れます。
Wiiリモコンがすっぽ抜けてしまう事故がネット上で話題になっているように、ストラップはリモコンにとっての命綱なので、面倒がらずに装着しましょう。


リモコン本体は、電池を入れると若干重みが感じられます。
振動機能が付いていますが、モロに「モーターが動いていますよ」というかんじの安っぽい動きで、ゲームキューブのような手応えのある振動ではありません(でっかいモーターつけたらそれだけ重くなるので、しかたないのですが)。
スピーカーもついていて、例えば剣を振った時の剣劇の音などはここから出ます。しかし、これも音が割れまくりで、音によっては違和感があるかもしれません。
手に持った感じやボタン操作のやりやすさはさすが操作性の任天堂といったところ。


リモコンすっぽ抜け問題についてですが、普通にプレイする分にはがっちりホールドできて、さほど問題ないと思います。
親指をAボタン、人差し指をBボタン、残りの3本で本体をホールドできます。
危ないのはむしろ左手のヌンチャクでしょう。
親指をコントロールスティック、人差し指をCボタン、中指をZボタンにおいたら残る2本の指でホールドしなければいけません。
おまけにストラップはないし、表面はつるつるだし。
そんなわけで、ヌンチャクを振る動作には十分気をつけてください。