ねえ 恋は甘くて苦いモノなんだね

頭が痛い・・・咳が止まらない・・・風邪ひいたか。
そんな矢先、元カノからメール。
「あのさ・・・渡したいモノがあるんだけど、会えない?」
「今日はバイトがあるから無理だなあ・・・」
「でも今日じゃないと意味ないんだよね・・・」
何をバカ言うておるのだこやつは、と思ったものの、とりあえず返信。
「会うだけなら大丈夫だけど?」
「じゃあ、5時頃に土浦駅で。」


・・・その後、彼女(Sheの意味の、ね。とかく日本語は難しい)が手にしている包みを見て、事の次第を理解。
・・・今日はバレンタインだったんだ!
縁のないイベントなのですっかり忘れてた。
「ぎ・・・義理だからね!」
「あ・・・ありがとう!」


その後、とりあえずAC版マリオカートをやって、メシ食って、バイト。
その後、とりあえず寝て、こんな時間に妙に目が冴えちゃったので日記なんか書いてます。


ちなみに、本命チョコは食べたことないです(上記の元カノがツンデレでなければ)。
「食べた」ってことは、「もらった」ことはあるわけで・・・。


いやね、私は、子供の頃は本当に融通の利かない子で、言葉の意味を字面通りに受け取っていました。
「みそ汁で顔を洗って出直せ!」と言われれば本当に台所のみそ汁を顔に浴びせ、「おまえは橋の下から拾ってきたんだ」と言われると泣きながら市役所に行き(今思い出してもどうやって行ったんだろう)、戸籍謄本を貰おうとするも(そういうモノがあることはドラマなどで知っていた)お金が必要なことを知らないで立ちつくす、といったことをやっていました。


おわかりですね。
当時、「学校に勉強道具以外のモノを持ってきてはいけない」ときつく言われていた私は・・・
・・・返しちゃったんですよ・・・
ああああああ! バカバカバカ! 死んじゃえ俺!


もちろん、帰ってから親に思いっきり怒られました。
しかし、私は親や先生に言われたことをやったまでで、どこが間違っているのか全く分かりませんでした。
(先生はもちろん・・・「学校にたべものを持ってくる方が悪い」ですしね。ここで私を諭すような粋な先生なんて、今でもいないでしょう)
・・・というか、私が親だったとしたら、当時の私にどう言えば納得させられたのでしょうか。
「バレンタインデーにチョコを受け取るのはいいんだ」と納得させるのは簡単ですが、多分、その真の意味を解さず、後日なんでもないのに変なモノを持ち込んで、もしくは3月14日にお返しを先生の前でおおっぴらに渡して、先生に没収させられていたでしょう。


・・・あのチョコレートの味、どんなだったんだろうなあ・・・