コントローラー使用感

Wiiリモコンばかりが注目されていますが、Wiiリモコンの特徴の一つに、「お尻から拡張コントローラーをつなげる」というのがあります。
現在Wiiで使用可能な4種類のコントローラーについて。

Wiiリモコン

剣にも銃にも弓にもバットにもボールにもラケットにもボクシンググローブにも、ハンドルにもパラシュートにもメスにもフラフープにも爆弾にもちょんまげにもなる便利なリモコン。
ポインター機能を搭載したコントローラーといえば、ファミコン光線銃(FC)、パワーグローブ(FC)、スーパースコープ(SFC)、ガンコン(PS/PS2)など、過去にいろいろ作られましたが、ラインナップを見てもらえば分かるとおり、ほとんど銃や十字キーの代わりにしか使えないものでした。


Wiiリモコンの新しい点は、傾き奥行きを感知するということです。
ガンコンなどに馴れた人は「前後に動かしても反応する」ということを忘れがちなので、「おどるメイドインワリオ」などをやる際は注意が必要です。
お天気チャンネル」では、地球儀を掴んで手首をひねることで、地球儀を上下逆にすることができます。いったい何の為に作ったんでしょうか。

ヌンチャク

Wii本体に付属している拡張コントローラー。Wiiリモコンとセットで使います。Wiiリモコンにつなぐと文字通りヌンチャクのよう。
アナログスティックを使うためだけのコントローラーかと思いきや、ヌンチャクにもモーションセンサーが内蔵されているので、振るとちゃんと反応します(さすがにポインター機能はありません)。
ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」では、この機能を使ったルアー釣りがアツい。魚がヒットしたらヌンチャクをぐりぐり回して糸を巻き取ります。

クラシックコントローラ

両手持ち用コントローラー。早い話が今まで通りのシロモノ。
通信機能がなく、Wiiリモコンに接続しないと遊べません。
今のところ、Wii専用ソフトには対応ソフトがないので、バーチャルコンソール用ソフトにしか使えません。
逆に、スーパーファミコンN64バーチャルコンソールをやるなら必須(他の機種ならリモコン横持ちでOK)。それを見越してか、5000円分のプリペイドカードとセットになったものも売られています。
ゲームキューブ用コントローラーに酷似していますが、ゲームキューブ用ソフトを遊ぶのには使えません。ゲームキューブ用ソフトを始めるとWiiリモコンの電源が切れる為)
LRトリガーとLRスティック(GCでいうところのコントロールスティックとCスティック)がアナログ入力になっていますが、上記の理由によりLスティック以外は宝の持ち腐れ。
大乱闘スマッシュブラザーズX」がこのコントローラーに対応予定。

ゲームキューブ専用コントローラー

本体の上のふたを開けると、GC用コントローラーとメモリーカードが挿せるようになっています。ゲームキューブ用ソフトはこれがないと遊べません。
クラシックコントローラーの代わりにも使えます。クラシックコントローラーと比較すると、手にフィットするデザインでグリップしやすい反面、ボタン配置が独特で押しづらい、有線である(無線コントローラーもありますが、Wiiリモコンの電波と干渉する可能性が・・・)などの弱点があります。
Zトリガーが非常に押しにくい位置にあるため、今のところLトリガーで代用できるようになっています。