バーチャルコンソール 新作ラインナップ

http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/index.html
きたきたきたきたー!
発売から2ヶ月でここまで大放出しちゃっていいんですかね?
Wiiを買う予定の方は、是非ネットの準備を。

ギャラガ(VC-FC)

ファミコン黎明期の縦スクロールシューティングゲームです。
敵キャラがインベーダーゲームみたいに並んで襲いかかってくるので、今見ると違和感があるかもしれません。
たまに自機がさらわれますが、そいつを取り返すと2列編隊で攻撃できたりします。


インベーダーゲームと「ゼビウス」の間をつなぐ、ファミコンシューティング史を語る上では欠かせない一本。

星のカービィ夢の泉の物語(VC-FC)

星のカービィ」シリーズ第2作。今ではすっかりおなじみの「コピー能力」が登場したのもここから。
あえて軟弱な難易度に調整されており、クリアだけならそんなに難しくはありません。
しかし、隠しステージを全部出すのは難しく、単なるヌルゲーでは終わらない造りになっています。
間口は広く、なおかつマニアにはやり込み要素も用意するという、桜井政博作品の基本コンセプトがここで完成したといえます。

真・女神転生(VC-SFC)

プリント倶楽部」に、2本ツノの青いフードをかぶった雪だるまがいますよね?
あれは、このゲームに出てくる悪魔で、名前は「ジャックフロスト」。開発元であるアトラス社のマスコット的存在にもなっています。


コンピュータープログラムを通じて悪魔達と関わっていくRPGで、中世オカルトの雰囲気を持ちながら、世界観そのものはサイバーパンクという、当時としてはそうとう異色の作品でした。


このゲームのキモは、敵である悪魔が、交渉することで仲間(仲魔)になるということ。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁」や「ポケットモンスター」シリーズに受け継がれる、「敵が仲間になる」というシステムを最初に取り入れた作品でもあります。*1


オリジナルはスーパーファミコンですが、「女神転生」シリーズの中でこれだけがいろんなところに移植されており、今回のWii版も含めると7種類のプラットフォームで遊べることになります*2

ゼルダの伝説 時のオカリナ(VC-N64)

これだけの為にニンテンドウ64を買った人も多いであろう、ゼルダシリーズ不朽の名作です。それだけに値段が高くて1200円。
新システム「Z注目」により、3Dゲーム最大の難点である「ねらいがつけにくい」「後ろから敵が来るとボコボコにされる」という心配がなくなりました。
おどるメイドインワリオ」で、このゲームのマスターソードを抜くシーンが出てきた時は抱腹絶倒モノでした。

*1:「敵が仲間になる」という事実が同じというだけであって、「ドラクエ」や「ポケモン」が「女神転生」を参考にしたというわけではありません。「女神転生」の悪魔は、他の作品と違い「モノで釣っている」「契約を交わしているだけ」といった雰囲気が強いです。

*2:内訳・・・スーパーファミコンメガドライブPCエンジンプレイステーションゲームボーイアドバンスWindows XPWii