「キモイ、ウザイ…」いじめ3語を追放へ 牛津中

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=366681&newsMode=article
ついに、こういう動きが出てきましたね。
私は、「キモい」「ウザい」に加えて「ムカツク」の3語は意識して使わないようにしています(それでも、何かのはずみで使ってるかもしれませんが・・・)。
・・・ただ、これは「汚い言葉を使うな」などというみみっちい理由ではありません。


ここでのポイントは、「キモい」「ウザい」はそれ一単語だけでいろいろなことを表現できてしまう、便利すぎる言葉だということです。
便利すぎるゆえに、何も考えなくても言えるのです。


自分が気に入らない誰かに対して「キモい」「ウザい」一言ですませることができ、さらにそれが全てを否定するほどの威力を持っている(ようにもとれる)。
それがどんなに恐ろしいことかはちょっと考えればわかるはず。


私だって誰かに対して「キモい」「ウザい」と思うことはありますが、そのときに、「キモいってどういうことだ?」と考えるようにしています。
そうやって自分の心理を分析していくと、自分がものを考えるときの原点が何とか見えてくるようになります。
逆に言うと、何でもかんでも「キモい」「ウザい」ですませるような人は、何も考えていないと言っているようにしか聞こえません。


ほかにも、「是か非かを考えるだけで言えてしまう言葉」は極力排除したいのですが、非の方はともかく是の方はなかなかそうはいきません。
「かっこいい!」とか「かわいい!」という口癖は何とかしたいのですが、便利なのでつい言っちゃうんですよね。