バーチャルコンソール新作ラインナップ

ヘラクレスの栄光III」(VC-SFC)は延期になったみたいですね。
もっと早く言ってくれれば・・・。


4月のラインナップは見たとたん悲鳴を上げてしまいました。
昔からのゲームファンなら納得の品揃えなんじゃないかと。

パンチアウト(VC-FC)

日本ではマイク・タイソンが起用されていましたが、ノーブランドの海外版を使っているようです*1
デコピンでも死にそうなほどヘロヘロのマイキャラが、倍ぐらいあるヘビー級チャンピオンたちに勝負を挑むボクシングゲームです。
なにげにレフェリーがマリオ。

カービィボウル(VC-SFC)

カービィを起用したボールゲームの中でも最高傑作と名高い一本。
ゴルフのルールでやるビリヤードといった感じのゲームで、疑似3Dのフィールドをカービィが駆け抜けていく爽快感と、戦略性の高さは今でも決して見劣りしません。

スターフォックス64(VC-N64)

そして大本命! 雇われ遊撃隊「スターフォックス」が宇宙狭しと暴れ回る、3Dシューティングゲームの金字塔です。
実機では振動パックとセットで発売されていましたが(広末涼子がCMやってたんですよね)、VCは振動パック未対応なのが残念。

レンタヒーロー(VC-MD)

今月の問題児。セガのノリノリぶりが見て取れます。


その名のごとく、戦闘服レンタル会社「セカ」からアーマーを(有料で)借りている主人公が、ご近所の平和と自分の食い扶持を守る物語。
戦闘服のレンタル料だけでなく、電池代まで自腹なのが泣かせます。
後半に行くに従って盛り上がるストーリーと、随所にちりばめられた脱力ギャグにファンも多いのですが、変身前の動きが死ぬほど鈍いなど、操作性に問題があるのも事実です。

ぷよぷよ通(VC-MD)

1作目はすでに配信されていますが、やっぱりぷよぷよときたらこちらです。
最大の違いは、「相殺」システム。これは、敵から受けた攻撃をこちらの攻撃で減らすことができるというルールです。
1作目では、とにかく大連鎖を少しでも早く撃つのが必勝パターンだったのですが、このシステムの登場により、あわてて連鎖を発動させると相殺でつぶされるというリスクが発生するようになりました。
この作品で、「ぷよぷよ」のシステムはほぼ完成したと言えるでしょう。

パルスマン(VC-MD)

これの配信をどれほど待ち望んだことか!
ポケモン」でおなじみ、ゲームフリーク制作のアクションゲーム。
電脳生命体の少年・パルスマンが、現実世界とコンピューターの中を行き来するアクションが当時は斬新でした。


ポケモン」におけるピカチュウ系専用技「ボルテッカー」は、実はこのゲームで主人公が使う技が元ネタになっています。
ほかにも、初代「ポケモン」にはパルスマンのオマージュといえるネタがいくつかあるのはファンの間では有名な話です。

*1:同じものが「どうぶつの森+」(GC)にも収録されている。