Alea Jacta Est!!

タイトルは、ラテン語で「賽は投げられた」です。
5Aプレイヤーにとっては、文字通り。
・・・いや、投げるのがスーパーボールの人もいるし私自身おゆまるウェイトで参戦なのですが。


そういえば、英語で「賽」を表すdiceって、実は複数形なんですよね。
これを初めて知ったのは、中学校の時図書室で読んだ沢木耕太郎のルポ、「深夜特急」でした。
旅の序盤、作者がマカオでサイコロ賭博に興じ、粗方スッてしまったところで急に「ダイス」のスペルが気になりだし、辞書で調べてみる、というシーン。
その小さな辞書で彼が驚いたことが、「diceは複数形である」ということと、「diceの単数形」そのものだったのです。


お手元の辞書でご確認を。
diceの単数形は、dieです。
そういえば、昔マジック・ザ・ギャザリングのカードの中に"Roll a six-sided die."という記述があり、これを「6回まわって死ぬ」だと思っていた人がいたなあ(もちろん、本当の意味は「6面のサイコロを振る」)。


ともあれ、この事実に驚いた作者が、「そうか、賽を投げるということは死を投げるということなのか」と感慨にふける、というような話だったと思います。
遙か昔に読んだ話なのでうろ覚えですが。


5Aプレイヤーとは、死を操る孤高の戦士なのです。
・・・私の場合、死に食われそうだ・・・_| ̄|○


追記。
上記の格言、英語では"The die is cast."なんだそうですが、
過去形とか現在完了形にしなくていいんでしたっけ?
英語に詳しい方、教えてください。