ダサい市名考察 その2:方位+県名

本稿では、西東京市を思いっきりバカにします。気分を害された人はごめんなさい。
でも、それだけダサいんです。西東京市って。


何がどうダサいのか。
http://map.yahoo.co.jp/address/13/index.html これを見れば一目瞭然。
・・・そう、東京の西どころかちょっと東よりにあります。
西東京市民にとって、八王子や多摩は東京じゃないんでしょうか。


もし、「東京23区の西隣」という意味で使っているのであれば、日本語としておかしいです。
北茨城市」は茨城県です。(だからいいというわけではないですが)。
南浦和駅」はさいたま市浦和区です。
北朝鮮」は朝鮮半島です。
土浦が「東つくば市」になったら、それはつくば市の一部だと思われてしまうのです。
つくば市の東」という意味には誰も取ってもらえないでしょう。


西東京市は、田無市保谷市が合併して出来た市ですが、どちらも(地元では)それなりに大きな地名であり、共通する名前を付けられない(個人的には「保谷市」でいいだろ! と思いますが)。
だから「東京」を無理矢理くっつけてしまえ、という合併協議会の脳みそゼロっぷりが如実ににじみ出ているダサ市名であると言えます。


個性がないぶん、ひらがな市名よりも余程たちが悪いと思われます。
「田無」「保谷」なら知っている人は町の輪郭がはっきりしますが、「西東京」では「東京の西の方」のイメージしか浮かんできません。
特に観光で成り立っているような市はイメージをグダグダにされるでしょう。


「町の特色」をはっきりしたいなら、県名に方位をつけただけの地名は絶対にやめるべきです。


・・・で、次は「町の特色を出そうとして失敗した例」を挙げてみたいと思います。